こんにちは!パンツだ
Q:だいたいの家にほぼ100%の確率で存在する家具といえば?
A:カラーボックス
ということは火を見るよりも明らかだと思うのですが、このカラーボックス、同じくほぼ100%の確率で「しょうもない使い方をして部屋のダサさを助長している」と言われています!いや、言われているかどうかは知らないですけど、まぁそうに決まってます!(偏見)
実際デフォルトのルックスは明らかに棚だし、ファイルボックスとか本とかを収納するっていう使い方が正しいと思うんですけど、いかんせん洗練されていない!ただの!箱じゃないか!!
ゆうて俺も例にもれず同じようなことしてたんですけど、もうちょいマシな使い方無いかなーということで、今回は使い古してぼろっぼろになったカラーボックスをリメイクすることにしました!
カラーボックスをイカしたゴミ箱にリメイクする
今回の記事は事前に動画でも公開しているので、「おじさんがしゃべりながらゴミ箱を作っていく映像」がお好みの方はそっちを見てもらうと良いと思います
リメイクに使うカラーボックスはこれ(3段タイプ)
がたつきも結構あり、表面の木目フィルムも剥がれていたりとクソボロ状態ですね
1. カラーボックスを組み立て直す
とにもかくにも、手始めに腰の入っていないカラーボックスを組み立て直して気合を入れてやります!
新品のカラボ使う場合も同じように組み立ててもらったらいいんだけど、そもそも新品のカラボで作るぐらいなら最初からゴミ箱買えよな!(直球)
まずは棚板を取り外します!ビス外して側面の板を外して
棚板と背板を抜き取ったら
棚板を背板の位置に取り付けなおします!背板がベニヤ1枚から厚みのある棚板になることで、強度的にはかなり向上します
棚板は2枚しかないので、一番上だけは元のベニヤを使ってもいいでしょう
棚板無しのボックスが出来上がったらOKです
2. 正面の扉をつくる
組み立て直したカラーボックスはいったん放置して、ゴミ箱の顔ともいうべき扉をつくっていきます
2-1. 扉の本体をつくる
MDF材400mm x 300mm 1枚をカットして棒状にします
長辺側用で400mm x 50mmを2本、短辺側で200mm x 50mmを2本作ります
400mm x 300mm2枚と枠を木工用ボンドで接着して、穴あきの大きな板にします
MDFの余りで補強材を作って裏面にボンドで貼っておきましょう
これにより扉の裏側が激ダサスパークしますが、大丈夫大丈夫!見えやしねーんだからこんなとこ(真顔)
2-2. リメイクシートを貼り付ける
作った板にリメイクシートを貼ります
板の表面のゴミなどをきれいに拭き取り、丁寧にリメイクシートを貼っていきます
気泡ができないように、リメイクシート用のヘラやローラーを使って貼ると良きです
シートが貼れたら、不要な箇所をカットします
なんとかそれっぽく出来上がりましたね!正面扉の枠はこれにて完成です!
2-3. 投入口のフラップをつくる
つづいてはゴミ箱のパタパタ部分、フラップドアをつくっていきます
材料はMDFでも何でもいいんですけど、ちょうどカラボの背板に使われてたベニヤが2枚ほど余っておるのでこれを使いましょう!エコだねー(貧乏性)
ベニヤを扉の穴より大きくて裏側にはまるぐらいのサイズ(補強したところよりも内側ってことね)にカットします
まぁ穴より一回り大きいぐらい、っていう感じのアバウトなもんで大丈夫!失敗したら別の板で作ればいいだけよ
ベニヤは薄いのでカッターナイフでも何度か切り付けていればカットできて楽ちん
元のままの色とか柄でよかったらそのままくっつけるだけでよし
俺はペイントしたかったので、塗料の定着が良くなるよう表面にやすり掛けをしておきます
表面を全体的にやすり掛けしたら、個人的には同じみのダイソーメタリックペイント(黒)をスポンジでポンポコしていきます
全体にポンポコできました!ポンポコリン!
これもお好みなんですけど、ステンシルなどでゴミ箱であるアッピルをしておきます
文字のセンタリングが難しいので、マステなんかでガイドを引いておいてあげると失敗しづらいと思います
文字がにじんでますね!失敗!!でもやり直さない!面倒だから!!!!
2-4. 扉にフラップを取り付ける
蝶番を使って扉の裏からフラップを取り付けます
取り付ける部分に補強がてら細い板を貼り付けるんですけど、フラップと扉側の高さを合わせる必要があるので、こんな感じにやってくださいな
わかるかな…?まぁわかるな!(豹変)
3. カラーボックスに扉のストッパーを取り付ける
25×25の角材2本をカラーボックス右の内側に取り付けます
一応100均のウォルナットニスで塗装してますが、まぁあんまり見えない箇所なんで塗らずにそのまま使っても別にいいんじゃないかな!
ちなみに正面ギリギリじゃなくてちょっと奥に取り付けるのは、扉の厚みを考慮してます
扉の端は補強を含めてMDF2枚分の厚みになっているので、その分だけ少し奥まったところに配置しましょう
木工用ボンドで仮止めしたら、クランプで固定しつつビス止めしておきます(念のためって感じなので、しなくても大丈夫かも)
4. カラーボックスを塗装する
カラーボックスがマジでクソボロだったので塗ります
見た目が大丈夫なカラボを使う人はやらなくていい工程ですね!クッソ面倒なんで
まずはフラップと同様にカラボ全体をヤスリがけします
ヤスリがけが終わったら、あとはただひたすらメタリックペイントを叩き塗るだけ!
スポンジでやったら乾燥時間も含めて3日ぐらいかかったので、よほど暇な人以外はローラー買ってきたほうが良いと思います(メタリックペイントはスポンジのほうがキレイにできるけど)
腕パンパンになりながら塗ったら乾燥するのを待ちます
5. カラーボックスに扉を取り付ける
いよいよ最後の工程、完成間近です!諦めないで!
蝶番を使って、扉をカラーボックスに取り付けます
俺はなぜかカラボ側に先に蝶番を固定して扉をつけたんですけど、この順番だと扉の開閉で引っかかったりとか頻発するんで、蝶番は扉側に先につけるのがおすすめです(小声)
蝶番の先でも後でもいいんですが、扉の開閉がしやすいように取っ手を取り付けておきます
アンティーク風の取っ手はセリアに売ってます
扉の裏側とストッパーの木材にマグネットシートをタッカーで固定します
やってもやらなくても良いような気もしますが、これをしておくことで扉が不用意に開かなくなります
あとは中に適当な箱を入れたら完成ですね!
俺はGUのダンボールに穴を開けて使ってます
6. 完成でーーーーす!
ということで、カラーボックスゴミ箱の完成でーーーーす!!!
コンビニなんかによくあるフラップ式ゴミ箱なので、ゴミを入れるのも楽ちんで非常に良きです
3段カラボだから箱の容量も大きく、ゴミがたくさん出ても余裕で耐えられますね
既製品ならもっといい感じのゴミ箱もあると思うんですけど、まぁゴミ同然だったカラーボックスを復活させて作ったって考えると上出来じゃないですかね!エコだし
カラーボックスをイカしたゴミ箱にリメイクおまとめさん
ということで、今回はボロボロのカラーボックスをオシャレな感じのフラップ式ゴミ箱にリメイクしてみました
仕上がりはまぁ上々で、労力は結構なものがあったんですけど作ってて楽しかったし、手持ちのゴミ同然のカラボを使うことで材料費もめちゃんこ抑えられました
わざわざ新しいカラボ買ってまでやるようなことじゃないかなとは思いますが、もし家にカラボが余ってて大きめのゴミ箱がほしい!っていう奇遇中の奇遇さんがいらっしゃいましたらお試しあれ
以上!ほなまた!
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