※2019.1.30追記※
こんにちは!パンツだ
我が家はよくYouTube観てて、まぁ俺よりもヨッメのほうが好きなんだけど、いまや子供から大人まで大人気の一大プラットフォームですよね
そんなYouTube、というか一部の人気YouTuberが最近導入した新しい機能についてクソほど炎上しているようなので、ちょっと問題についてまとめてみたいと思います(興味本位)
YouTubeチャンネルメンバーシップとはなんぞ
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今回問題になっている新機能(ちょっと語弊があるっぽいけど)は『YouTubeチャンネルメンバーシップ』というものです
そもそもこのYouTubeチャンネルメンバーシップとは何なのか、ってことなんですけど、YouTube公式ヘルプではこのように案内されています
チャンネル メンバーシップとは、視聴者が毎月料金を支払うことによってチャンネルのメンバーになり、バッジ、絵文字、その他のアイテムなどの特典を得られる仕組みです。
基本的には視聴無料のYouTubeですが、特定のお気に入りチャンネルに対して毎月の料金を支払うことによって『メンバー』となり、一般視聴者には無い特典が受けられる!というようなことらしいですね
まぁいわゆるファンクラブ的なものに近いですかね?ニコニコ動画とかでも有料チャンネル登録とかもあったんで、動画サイトで有料のサービスがあるってのは特別珍しいことでもないかと思います
チャンネルメンバーシップでの特典
YouTubeチャンネルメンバーシップのメンバーになると実際にどんな特典が受けられるのか?というのがメンバーシップ登録を考えている人にとっては最も重要だと思うんですが、これもYouTube公式にてアナウンスされていました
チャンネルメンバーシップ特典
メンバーシップが有効になっているチャンネルでは、メンバー限定特典を作成できます。この特典はアクティブな有料メンバーのみが利用でき、カスタム絵文字、バッジ、提供される特典へのアクセスが含まれます。
すべての特典はチャンネル メンバーシップ ポリシーに準拠する必要があります。
チャンネル メンバーシップ特典
メンバーに提供する特典を最低 1 つ(最大 5 つまで)作成する必要があります。特典は YouTube のポリシーと利用規約を遵守しなければならず、提示したクリエイター特典はすべて提供する必要があります。YouTube はクリエイター特典について一切責任を負いません。クリエイターは、提示した特典がメンバーにとって満足の行くものであることを慎重に確認する必要があります。
これを見る限りでは、(ポリシーに準拠する必要があるものの)特に画一的なサービスが決まっているわけでは無く、どんな特典を付けるかは各クリエイターに裁量が与えられているようですね
むしろ「メンバー(登録者)にとって満足いくもの」という制限のほうが抽象的で難しそうな印象です
まぁYouTuberも人気商売なんで、対価を貰う以上いかに視聴者に喜んでもらえるか、という観点は常に必要なんでしょう
公式で想定しているような「一般的な特典」だと
- 動画:ラフカット、メイキング動画、通常の動画への早期アクセス、またはメンバー限定のライブ配信
- より深いつながり: Q&A 用のライブ配信、今後の動画の内容を決めるためのアンケート、[コミュニティ] タブの写真やテキストの更新
- ステータス:名前の呼びかけやクレジット表示
というものになっており、イメージとしては「一般視聴者よりもクリエイターとの距離が近い」という感じですかね
積極的に交流をしたい、配信された動画は誰よりも早く見たい、というようなユーザーをターゲットにしているようです
チャンネルメンバーシップ導入の経緯
実際のところは不明ですが、東海オンエア・水溜りボンド・フィッシャーズが同時にメンバーシップをスタートさせているところを見ると、事務所(UUUM)の戦略っぽいですかね
まぁもっと登録者が多いHIKAKINやはじめしゃちょーなんかは入ってないのは、個人で活動してるからかな?メインの視聴層が子供すぎるからかとも思ったけどそれならフィッシャーズもそうだろうし、個人クリエイターには単純に特典の導入による負担が大きいっていうことかも(予想)
YouTubeチャンネルメンバーシップの問題点
で、このYouTubeチャンネルメンバーシップ、月額490円で加入できるサービスらしいんですが、まぁーー様々な問題点を指摘されています
問題点1. クレジットカード限定
まず言われているのがクレジット決済限定であることです
一般的なニキ達からしてみれば「ん?何が問題なん?」っていう感じだと思うんですけど、まぁYouTubeの視聴者って大人も居るものの基本的には若年層、小中学生とか高校生とかが多いんですよね
少中高生って、クリエイターと近づきたい!仲良くなりたい!周りに差を付けたい!っていう、まさにYouTubeチャンネルメンバーシップの理念に合致する層だと思うんですけど、当然彼らはクレジットカードなんて持っていませんし、契約だってできない
理解のある親であれば賛同してくれたりもするんでしょうが、「YouTubeの定額サービスに入りたい!」っていう子供の希望に対してポジティブな反応を示すのは少数派なんじゃないかなぁー、と
需要が最もある層には決済能力が無い、っていうのはなかなか厳しいものがあるのではないかっていう話です
問題点2. そもそも高くない?
今後どんな特典が展開されていくのかは未知数なんで何とも言えませんが、月額490円、年間約6000円の出費をYouTubeに対して出来るかというと…うぅーーん、ですね
まぁニコニコ動画プレミアム勢(もう解約したけど)だった俺が言うのもアレですが、ニコ動プレミアムは広告なし・視聴履歴保存数増・高画質とかの「動画を見るにあたっての優遇」があったんですよね
同等のサービスが受けられるYouTubeプレミアムも始まってますが、そっちは動画の広告を無しにしたり音楽ダウンロード機能があって月額1180円(まぁこれもちょっと高めではあるけど)
YouTubeチャンネルメンバーシップはあくまでも特定のチャンネルに対してのものなので、動画視聴に対しての優遇は特になく、もし複数チャンネルで契約したい!ってなった場合はその分だけ掛け算で増えていくことになります…まぁファンクラブ的な扱いだとしたらそういうもんですけどね
問題点3. 特典の内容の精査が不充分
いま一番問題になってるのはこの部分じゃないですかね
前述の人気YouTuberがYouTubeチャンネルメンバーシップの特典として『メンバー限定の動画』というものを挙げています
まぁ動画サイトの有料特典なので、限定動画っていうのは非常に理にかなった特典のように思えるんですけど、実はYouTubeチャンネルメンバーシップの機能は「限定動画の配信」には対応していないんですよね
じゃあどうやって限定動画をメンバー限定で配信するのか、っていうことなんですけど、これには公式に機能として存在するメンバー限定のチャットやコミュニティタブで検索除けした動画URLを共有する、という方法です
検索除けURL動画=限定動画ではない
これの何が問題かっていうと、この検索除けURL動画(限定”公開”動画っていうややこしい名前)なんですが、メンバーで無いと観ることが出来ないというものではなく、あくまでも「YouTube上で検索にかからない」というだけなんですよね
なので、メンバーになってこの検索除けの動画URLを知った人が他人に共有した場合、メンバーでない人も動画を観れてしまいます(Twitterでつぶやく、LINEで友達に送る、自分のブログに貼り付けるetc)
これによってメンバーになっている人が何か損をする、ということでは無いものの、限定動画が観たくてメンバーになった人からしてみればお金を払って得た権利が地に落ちることになり、不満に感じるのは当然です
検索除けURL動画の共有自体は問題ない
そんなの検索除けURL動画を共有するような奴が悪い!っていうような意見もあろうことかと思います…が、実はこのURL共有、YouTubeの規約上なんら問題ありません
まぁ便宜上YouTubeチャンネルメンバーシップ限定動画ってなっているものを共有するのはメンバーの権利価値を相対的に下落させる行為ではあるので褒められたものではないですが、YouTube上での検索除けをした限定公開動画はあくまでも「自由に検索されない」というだけなので、URLを直接共有すること自体に制限は無いようです(いまのところ)
火に油を注いだ虫眼鏡
この限定動画URL流出に対し、人気YouTuberコレコレチャンネルが動画で指摘したところ、東海オンエアのメンバーである虫眼鏡氏が反論し、結果的に火に油を注ぐ形になった模様
虫眼鏡氏の反論ニュアンスとしては、メンバー限定動画を非メンバーが観れてしまうという趣旨の動画に対して「同じ配信業なんだからそんな抜け道をいちいち晒すなや!」っていうことのようですが、そもそも限定動画配信のシステムが整っていない状態でのサービス開始・抜け道も何も検索除け動画は元々そういうもんっていうことに対する説明が無いまま怒りをぶつけてしまったのがマズかったみたいです
まぁ俺は虫さん好きだし気持ちもわかるけど、これはよく考えてから落ち着いて対処した方が良かったね!
現在(予定)の対策
なお、昨日(1/27)に配信された東海オンエアの動画(サブチャンネル)で、今回の問題に対する説明がなされています
チャンネルメンバーシップについて
ここでの説明を要約すると
- 機能的に不完全な状態での見切り発車すまんかった
- 限定動画に関する対策はYouTubeJapanと協議して早ければ次回の限定動画から行う
- 現状の検索除け動画URL共有は法律違反ではないが止めてほしい
というような感じですかね
今回の件はあくまでも誰かに損害があったってわけじゃなくて、「メンバーの価値がURL流出により下がってしまう」ということなので、YouTubeが公式で限定動画を実装したら解決するとは思います
ただ…
個人的に思うところ
俺はそんなにYouTubeヘビーユーザーでもUUUMクリエイターファンでも無いから割とフラットな感じで見ることができてるんですけど、まぁクリエイターサイドの配慮が足りなかったっていう点での批判(若年層に対してカードて!とか、限定動画じゃないやん!とか)はそりゃしょーがないね、っていう感じ
YouTuberって芸能人・アイドルよりも身近に感じる(だけかもしれんけどな)っていうところが人気を支えている部分でもあると思うんで、熱心なファンであればあるほどこういう「年齢的な理由でのけ者にされる」とか「限定動画なんて嘘やん!裏切られた!」みたいな気持ちになりそう
ただ、有料コンテンツの販売のような形になるのはある意味健全ではあるかな、と思います
こういう無料→有料ってのに(日本は特にですかね?)やたらめったら目くじら立てる人多いですけど、YouTuberの収益だってどこかからお金が出ないと成り立たないですしね
現状は動画の広告費でまかなってますけど、これも広告見るだけじゃなくて買う人が居るから成り立ってるんで、そんな人ばっかじゃないと思うけど「広告うざい消せ!時間と労力を掛けた面白いコンテンツを提供しろ!当然無料だ!」みたいなアホが増える原因でもあるんですよね、無料サービスって
まぁYouTubeチャンネルメンバーシップの開始によって、もうそっちでしか動画更新しない!視聴者は全員金払え!みたいなことにはなってなくて、今まで通り無料で観られるコンテンツも出してくれているわけなんで(まぁ視聴者全員が有料でも見る!なんてことは現状有り得ないし)、劣等感感じる人とか居るかもですけど、YouTubeチャンネルメンバーシップは「いままで+αで楽しめる」っていうぐらいに考えておくのが良いと思います
「有りもしない限定動画で課金者を集めやがって!詐欺だ!」みたいな意見も目にしましたが、個人的には今回の件についてクリエイター側(というか東海オンエア側)の悪意みたいなものはあまり感じられなかったので、単純にUUUM・クリエイターの限定公開動画に対しての認識不足・理解不足が招いた「過失」といったところなんでしょう
なので、この行為自体を詐欺と断じてしまうのはちょーーっと行きすぎかな!という印象です
ですが、東海オンエアの説明動画に関して、どうもこの過失についてすらあまり非を認めたくないような、ガキが拗ねてるような不満げな空気が感じられたのはちょっと残念ですね(個人的な印象)
故意に陥れようとしていたわけじゃなくても、少なくともミスがあったのは間違いないですし、せっかく説明動画公開するんだから遺恨を残さないようにしたほうがお得じゃんね!まぁ真実はどうなんか知らんけどな!
ていうか単純に疑問なんですけど、チャンネル登録者400万人の国内大手クリエイターとはいえ、いちYouTuberがYouTubeのシステム変更なんてやってもらえるもんなんですかね…?(まぁシステム変更とかじゃない手で解決するかもしれんし、事務所ぐるみでの話かもしれんけど)
※追記:素早い対応で既に限定動画のシステムが実装されたそうです!すごー
あとまぁ、そもそも炎上してるっつっても燃やしてる大多数はきっとYouTubeチャンネルメンバーシップやってない外野だろうから、登録してくれる視聴者に対して真摯に対応すれば信頼は回復できると思うので!頑張ってください(誰が言うてんねん)
YouTubeチャンネルメンバーシップ問題についてのおまとめさん
ということでYouTubeチャンネルメンバーシップ問題をまとめると
- チャンネル単位で課金する新しいサービス始まった
- メインのターゲット(少中高生)が手出しできないクレカ専用だし妙に高い
- 特典のひとつの限定動画が全然限定じゃないしそんなもの無かった
- 説明動画に今ひとつ納得感がなかった
という感じですかね!
まぁ限定動画が目当てでYouTubeチャンネルメンバーシップに課金した人たちはマジで怒っていいとこだと思うんだけど、正直それ以外の人にはどうでもいいのでは…?って感じなんですが、まぁ今の世の中これだけ分かりやすい燃料があれば燃やされてしまうのもまた仕方がないことなのかも知れませんね
俺も燃えないように気をつけます(気をつけるとは言っていない)
以上!ほなまた!
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