こんにちは!パンツです
我が家は現在賃貸マンションに住んでいます
おおむね不満なく、まぁゴミ捨てがやたらシビアなこと以外は不満なく過ごしているんですけど、個人的にもうひとつだけ困ることがあるの!
賃貸ならではの悩みなんですけど、壁に釘打ったりとか出来ないってことな!Oh…!あたいDIYしたいのに序盤からつまづいちゃうじゃない!壁が使えなかったら壁面収納とか飾り棚とか、そういうの出来ない…出来なくない?
そうだ!壁が使えないなら、使ってもいい壁を作ればいいじゃない!
という逆転の発想から生まれた、のかどうかは知りませんが、現在では2×4材と呼ばれる木材を支柱化できる突っ張りアジャスターが市場にたくさん登場しています!
今回はそんな突っ張りアジャスターLABRICO(ラブリコ)を使ってリビングに壁面飾り棚を作ってみたよ!
2×4材 突っ張りアジャスターあれこれ
まず先に、LABRICOを含む「突っ張りアジャスター」について簡単に紹介しておきます
ラブリコ以外にもあるんで、なんでラブリコにしたのかってこともあるからね!
1. ディアウォール
2×4材でのDIYといえばコレ!という、突っ張りアジャスターのパイオニア的存在
バネの力で2×4材を固定する仕組みなので、シンプルで使いやすく設置も簡単
ただ、バネオンリーの固定はやや不安なところもあり、公式に耐荷重も出していないので、あんまり重いものは止めといたほうがいいかもね(まぁ飾り棚ぐらいなら大丈夫だとは思います)
2. LABRICO(ラブリコ)
後発ですが、お洒落なカラーリングとスタイリッシュな形状で人気の突っ張りアジャスター
耐荷重は柱1本あたり20㎏と明確に公表されているので、棚のDIY時に「どのぐらいのものを設置しても大丈夫なのか」というのがハッキリしていて設計しやすい
このあたりが俺がラブリコにした決め手ですかね
3. ウォリスト
前述の2種類は柱1本を固定するためのアジャスターなんですが、このウォリストだけは最大3本までまとめて柱を作ることができます!凄い!
なので、厚みのある棚を作ることが可能で、ジャッキタイプなのでめっちゃ強固!ウォールタイプのテレビボード兼本棚みたいなのも作れてめっちゃ良いな!ってなったんですけど…いかんせんそんな厚みのあるもん作っちゃうとお値段がね?当然ね?
その点で選考漏れです!残念!いつかは使ってみたい
2×4材(ツーバイフォー材)とは
あと頻繁に登場する、というか既に登場している2×4材ですが、これは2インチ×4インチ(実際は38㎜×89㎜なので違うんですけど)規格の建築用木材です
材質は様々ですが同サイズで決まっており、規格材なだけあって流通量も多く安価に入手できるためDIYの材料として人気なんですね!
今回のDIYもこの2×4材ありきの話で思い立ってやった感じ
作業前の壁面を見ながら設計
ちなみに、今回飾り棚を作ろうと思ったのが、リビングにあるこちらのテレビ側の壁面です
まぁ収納自体は別に足りていない感じも無いんですけど、テレビの上とか滅茶苦茶スペース空いてて勿体ない…勿体なくない…?ってなったので、壁面収納を作ろう!と数か月前に思い立ちまして(無行動力)
年末年始の連休なら1日仕事になってしまったとしてもまぁいいかな、ということでやることにしました!や・る・ぞ!(決意)
材料準備
なお、前述のとおり「ウォリストででっかい棚を作ろうと思ったけどお金かかりすぎるから断念」といういきさつでラブリコになったんですが、その流れで「厚みのある棚」が(出来なくないけど)厳しくなったので、有孔ボードを使った「壁面飾り棚」にシフトしています!ご承知おきくださいまし
ということで材料はこんな感じ
- ラブリコアジャスター・・・4個(@1000円)
- ラブリコ棚受け・・・2個(@600円)
- 2×4材(ホワイトウッド)・・・5本(@600円)
- 有孔ボード(600㎜×900㎜)・・・2枚(@2000円)
- 有孔ボード固定用タッピングネジ・・・1箱(25本入り 200円)
材料費は総額12000円ぐらい!有孔ボードが1枚2000円ぐらいでちょいコスト高だったので、更に切り詰めて作りたいなら100均のA4サイズ有孔ボードを使えばもう少し安く出来るかも(その場合はルックスがあんまりになる)
まぁ後からのアレンジもしやすいし、何より既成品では難しい「家と家具に合わせたサイズで作れる」っていうのが魅力だから、これぐらいならまぁ及第点ですね!
木材カットはホームセンターで
こんな感じで作ろうと思ったので、必要なサイズに木材を切る必要がある
木材のカットは自分でのこぎりギコギコやっても良いんですけどゴミも出るしダリぃので、木材を買ったホームセンターでお願いしてきました
ちなみに有料サービスなんですけど、コーナンの場合はコーナンアプリを入れておくことで1日1回であれば無料でやってもらえます!
コーナン
Kohnan Shoji Co.,Ltd.無料posted withアプリーチ
2×4材のカットのほか、有孔ボードのカットもやってくれたので、長さの調節とか直線的なカットなら頼んだほうがいいよ!買ったついでだし
なお、今回の俺のカットは以下のとおり
- 2×4材を2285㎜にカット×4本(ラブリコは天井高ー95㎜の2×4材を使用するため)
- 2×4材を半分(1220㎜)にカット(棚板用)
- 有孔ボード600㎜×900㎜を300㎜×900㎜にカット×2枚
なお、あくまでこのサービスは「木材を切るだけ」なので、ささくれとかは自分で処理してね!
俺は有孔ボードの側面だけヤスリで刺さらないようにしました(2×4材はラブリコで断面塞ぐので不要と判断)
持ち帰りには軽トラレンタル
徒歩15分ぐらいの距離にあるコーナンなんですが、さすがにこの量の木材を持ち帰るのはキツイ
なので、前も使ったことある軽トラレンタルを利用しました!おうおうトラック貸してくれい!
なお、今回は俺が借りようとしたタイミングで全台使用中だったようで、戻ってきたら連絡もらう形で待つことに
ただし、これ予約は出来ないそうなんで、「返ってきたタイミングで連絡はするけど、俺が戻るまでに別の人がバッティングしたらそっち優先すんで」っていう感じ
何じゃそれ!なんですけど、まぁそういう決まりなら仕方ない!
店内に居てもらったほうがいいですよ、と言われつつ一瞬外出したタイミングで呼び出されましたが(5分も待ってない)、無事バッティングすることなく借りられました(安堵)
あ、あと待ってる間の荷物どーすんの?って話なんですけど、これもサービスカウンターで預かってくれました!全店舗できるかは知らんが、まぁ大丈夫でしょう(楽観)
2×4材 壁面飾り棚製作はここから
前置きが長くなりましたが、いよいよ飾り棚を作っていきとうござりまする
1. 2×4材にラブリコ棚受けを取り付ける
ラブリコの棚受けは2×4材を中に通すタイプなので、柱として立てる前に通しておきます
本来は先に棚板付けてからやるものらしいんですけど、まぁそんなに重いもの載せないし、棚板先にやると一人で支柱に設置がつれーからな!
画像みたいに仮止めしておくといいぞう!
なお、ラブリコ棚受けは1箱に2個ずつ入っています(固定用のタッピングネジも)
良い子のみんなは、俺みたいに1個しか入ってないと思って余分に買っちゃ駄目だぞ!(猛省)
2. 2×4材にラブリコアジャスターを取り付ける
写真撮ってなくて絵で申し訳ないんだけど、ラブリコのアジャスターはこんな感じで天井用と床用のパーツに分かれています
取り付け方は滅茶苦茶簡単で、2×4材の上と下にかぽっとはめ込むだけ!ほらできた!じょーずじょーず!(褒め殺し)
で、柱を立てるんですけど、天井用パーツは実は逆さまにすると簡単に抜け落ちる仕様になっているので注意
柱を立てたら、Aを天井側に押し当てながらBを矢印の方向に回すと加圧されていきます
とりあえず目一杯締めるんじゃなくて、倒れてこない程度に仮止めしましょう
3. 壁面に対し平行に柱を立てる
飾り棚にしろ有孔ボードにしろ、柱の取り付け位置がバラバラだったり傾いてたりするときれいに取り付けられないので、仮止め状態で微調整しながら平行な位置に来るようにします
多分この作業が一番難しいんだけど、多少簡単にするなら
- 柱を壁にぴったりと着けて立てる
- 壁面にマスキングテープか何かでガイドを付けておく
と楽にできると思います!…俺?そんなもん気合で何とかなるだろ!(雑)
これを繰り返して柱が4本立ちました!やったぜ!もう終わりで良いんじゃない?(折り返し地点)
4. 棚受けに飾り棚用の2×4材を取り付けて固定する
つぎは内側の柱2本に飾り棚用の2×4材を渡して固定していきます
棚受けとの固定は柱側・棚板側それぞれ2本のタッピングネジで固定するだけ
まぁいきなりネジぶっ刺してもいいんだけど、結構固くて大変だと思うので、電ドラとかあれば下穴を開けておくと楽ちんちんです
電ドラは高いやつのほうが汎用性高くていいんですけど、俺はやっすいこんなん使ってます
非力ですが安価で、ちょっとした工作や穴あけ・ねじ止めならマジで充分
ドリルは付属してなかったと思うので、適当に1個買っておくと何かと便利です
棚板の水平を取る際は、こんな感じで水平器を使うと良いです
これ100均で買ったメジャーなんですけど、水平器もついていて良き
5. 有孔ボードを取り付ける
次は両サイドの有孔ボード取り付けです!もうちょっと!もうちょっとだから!
有孔ボードは元から空いている穴があるので、それを利用してネジ止めしても構いません!俺はできるだけ端っこで留めたかったので、前述の電ドラドリルで穴を開けて四隅に止めました
これもちゃんと柱と平行がとれているか確認しながら留めような!
6. 壁面飾り棚が完成
後は適当に棚を飾り付けたり、収納したいものを有孔ボード用のフックなどを利用して取り付けていきます
ちなみに有孔ボード用のフックですが、小さなものならダイソーでも入手可能です!
フックの色味にこだわる人や、ブックスタンドなんかの大きな物が欲しい場合はこういうのを買っても良いかも
あとはもう自分のさじ加減だけです!もういいや完成完成!(疲労)
まだ周辺がゴチャついていますが、施工前と比べると収納力もUPしたし、飾り棚が出来たことで雑貨を買うのも楽しくなりますね!概ね満足!
有孔ボード部分には行き場を失いがちなヘッドホンとか
消臭スプレーとかを引っ掛けてます(とりあえず)(飾り付けのセンス)(勉強します)
ラブリコと2×4材で壁面飾り棚づくりのおまとめさん
賃貸マンションで壁面収納兼飾り棚を作ってみましたが、個人的には満足してます!収納の配置やアイテムがイマイチなんで、もうちょっといろいろ試行錯誤しようかな
DIY棚のメリットとして配置換えの容易さや拡張性に優れているので、有孔ボード面積をもっと増やして壁一面にしても良いかも知れませんね!やったらまた書きます
なお、作業所要時間はムッスコの動向を見ながらだったので滅茶苦茶遅く、3時間ぐらいかかってしまったんですが、作業だけに集中すれば1時間ぐらいで済むと思います!
まぁアジャスターつけてちょっとネジ止めするぐらいなんで作業自体は難しいことほとんどないんですけど、木材はちょっと重いのと平行・水平チェックは離れて見たほうがわかりやすいこともあって、2人ぐらいでやるのがベストだと思います
特に女性やお子さんは怪我の可能性もあるから、十分注意してな!おじさんとの約束な!
DIYって未経験だと難しく考えがちなんですけど、やってみたらただただ楽しい(あと疲れる)だけなので、興味がある人はとにかくやってみると良いよ!
以上!ほなまた
▼その他DIY記事▼
コメント