こんにちは!パンツだ
昨今では100均と言えど侮れない知育玩具が登場することもしばしばだと思うんだけど、このたびダイソーちゃんからビー玉系玩具の「コスパ・拡張性マキシマム」な逸品が登場したので!買ってみたったぞ!!
ビー玉系玩具…キュボロ…?
ダイソーD-TRAXはCUBOROに似てる
5歳児のパッパやってると、それなりに知育玩具には興味がありまして
でまぁ知育玩具はマジで星の数ほどあるんですが、その中でも昨今有名になったというか、将棋の藤井聡太氏が幼少期より嗜んでいたビー玉知育玩具「CUBORO(キュボロ)」が代表格といってもよいでしょう
CUBOROは木製のブロックを組み合わせてビー玉をゴールに導く組み立て系の知育玩具で、どうすれば思ったようにビー玉を転がせるか、どんなルートを構築すればスムーズにゴールできるか、といった論理的・プログラミング的思考を育てるものとされております
じゃあCUBORO買えばいいじゃん!っていう話なんですけど、そうはイカのキンタマ…
CUBOROは馬鹿みたいに高ぇ!
パイオニア的なCUBOROさん、そのクオリティはまぁ言うことなしなんでしょうけども、
- 木製ブロックを
- どんな組み合わせにしても
- ビー玉がスムーズに移動できる加工
ってなるとそりゃあもう結構な技術力が求められ!その結果!商品がクッソ高くなるのです!!
ビー玉転がすおもちゃに3万…出せますか?俺は無理!スプラトゥーン買っちゃうもの!!(買った)
D-TRAXは貧乏CUBOROと捉えてみる
とまぁ俺の貧乏性がよくない方向に進んでしまっている模様ですが、そうは言っても高いのよ、なんぼなんでも3万はさぁ!?
そんな皆様(道連れ)におかれましては!今回のD-TRAX!ベストチョイスだといっても過言ではないのです!
貧乏CUBOROと言ってしまえば聞こえは悪いですが、安価で買えることにデメリットなんて無いですし、それだけではないポテンシャルを備えています!そんなこんなは後述するとして、そろそろ本題のD-TRAXの遊び方やらアイテムやらを見ていきましょう!
ダイソーD-TRAXの遊び方
肝心なD-TRAXの遊び方なんですけど、まぁ基本的なところは想像する通りで、高いところからルートにそってビー玉を移動させ、ゴールに導くというシンプルなものです
このシンプルなルールに対して、ビー玉を直進させたりカーブさせたり、高さを変えることができるパーツを組み合わせるルートの設計こそが真髄で、マジな話パーツが増えれば増えるほどとんでもないものが作れるし、無限のルート設計が可能
「このパーツを持ってきたらこういう風に動くな…」というようなことを頭の中で想像し、それを実践することで、上手くいってもいかなくてもロジカルな考え方、プログラミング的な思考が身につくと!そういう!こと!!(興奮)
そんなD-TRAX、基本的な遊び方としては以下の3種が用意されています
自由に組み立ててルートを構築する
手持ちのパーツを自由に使い、自由な発想でコースづくりをする遊び方です
遊び方です、っていうかまぁ好きにやったらこうなるよっていう話ですけど、特定のルールにこだわらなくても遊べる自由度の高さってことですよね
スタートとゴールを複数設置してビー玉が入り乱れながら進む、みたいな複雑なコースを作ることもできるので、柔軟な脳が育った時のアウトプットとして良いのでは
問題カードの指示に従ってクリアしていく
スタート・ゴールセットと問題カードセットにはクリアする課題が書かれた問題カードが入っています
例えばこの手前の問題「Stage1-2」だと、3×3マスのボードにスタート(赤)とゴール(紫)、一部のパーツの指定(このカードの場合はカーブ(緑))だけがされており、黒マスは何でもいいから自由に組み合わせて(ただし黒マスは全部通過する)ゴールさせる、といったものです
白になっているマスは、逆に何も置いちゃダメ
問題カードのステージが進むと数字により階層の指定もされているものもあり、思っているよりも難しい
でも5歳児ムッスコでもよーく考えたりヒントをあげると自力で答えにたどり着けるぐらいの絶妙な難易度
やや難しめのものに挑戦することで、答えにたどり着いた際の達成感も高め
ただし、スタート・ゴールセットに入っている問題ですら、ある程度のパーツ購入が必要なので注意
買うやつ間違えたらパーツ不足でクリアできないよ
2人で対戦プレイも可能(イマイチ)
個人的にはあんまりだったんですけど、対戦プレイも用意されています
サイコロ(スタート・ゴールセットに同梱)を振って、出た目によってパーツを追加したり減らしたりしながら先にゴールするという内容ですが…とにかくやたらめったら自分と相手のマイナスばっかり出るのでいつまで経ってもパーツが置けず、シンプルなゲームのくせに異常なまでに時間がかかります!ゴールしやすいオリジナルルールでやったほうがいいと思う
D-TRAXはパーツを1セット100円で追加できる
貧乏CUBOROであるところのD-TRAX、その他大勢の似たようなビー玉系知育玩具との決定的な違いが、その「パーツの販売ロットの小ささ」です!そしてそれこそが最大のメリット!
ストレート・カーブのようなスタンダードパーツから、ベースプレートやスタート・ゴールといったものまでが少数・小ロットで1個100円というクッソ低価格で追加可能なため、拡張性がとんでもないことになっています
低年齢のうちは最低限のパーツで遊び、少し大きくなってきたら(そのときまでD-TRAXが販売されている保証がないのがアレですが)バンバンに買い足して壮大なものを作ることだって出来ます
そして、仮にパーツを300個ほど買い足したとしても!そこらのダイソーのストックを全てかっさらったとしても!!CUBOROよりも安価に済んでしまうという恐ろしいまでのコスパなのです
そんなD-TRAXの買い足せるパーツを紹介していきましょう
スタート・ゴール
スタート・ゴール・ビー玉・サイコロ・問題カード5枚が入った、最初にとりあえず1個買っておいたほうがいいやつ
この赤いほうがスタートで紫のほうがゴール
ビー玉はどうもスタンダードなものより一回りぐらい小ぶりらしく、元々持ってたビー玉で試してみたら途中で引っかかったりとあまりスムーズに転がってくれないので、このセットのものを使うのが無難でしょう
問題カードは5枚10問付属していて、取っ掛かりとしては十分なボリューム
取扱説明書はすべてのセットに入っているので、これに入っているものを保管する必要は特にないです
ストレート(6個)
ビー玉を直進させるパーツが6個入ったセット
おそら一番使うパーツで、少なくとも最初に1セット、スタート・ゴールセットの問題カード全問クリアなら2セットは必要
2段以上に重ねるときうの土台としても使うので、あるに越したことはないです
カーブ(6個)
直角にカーブさせるパーツ6個が入ったセット
ルート設計の肝になるようなパーツなので、こちらも多めにほしいところ
最初は1セット、少し複雑なコースを作るなら2~3セット必要だと思うけど、同じぐらいの量のストレートも要ると思う
落下セット(2セット+交差2個)
高さレベルを1つ下げる、ちょっと特殊だけど滅茶苦茶重要な落下パーツと、交差パーツのセット
落下パーツ(上)は穴が開いており、下段にビー玉を落とせます
こっちが落下パーツの下段、落ちてきたビー玉を受ける側です
単純にビー玉を受けるだけでなく、落ちてきたときに転がっていく方向を決められるので、うまく進めないようなときにはコイツの向きを変えてみると道が開けるかも
交差パーツはストレートとしても使え、90度違う向きからビー玉が再進入したときも使える特殊パーツです
スタート・ゴールセットの問題カードには登場しないんですが、複雑なコース設計にはあったほうがいいオシャレアイテム
なお、このパーツは上部の接続部の接地面が他パーツと比べて少ないので、階層上げの土台としては死ぬほど向いてないので注意(上にはめたパーツがすぐ外れる)
加えて、作りが細いので踏んだりするとすぐ破損してしまいます(うちも1個やってた)
ボード(2枚)
パーツを設置するための基本ボード
1枚当たり3×3マスあり、2枚1セットでの販売です
こんな感じでボードの側面に凸凹があり、ここをはめ込むことでエリアの拡張ができるようになっています
スタート・ゴールセットの問題カードだと3×6のボード2枚使用までなので、最初は1セットで問題ないです
大きなコースが作りたくなったら買い足してみましょう
問題カード(20枚)
初回購入だったので、とりあえず問題カードはそんなに要らんかな…と思って唯一買ってなかった
ところがムッスコがスタート・ゴールセットの問題カード10問を早々にクリアしてしまったので、つぎダイソーに行ったら買ってこようと思ってる
20枚40問は相当なボリュームだと思うけど、そもそもパーツがどれくらい必要なのかが事前にわからんのが玉にキズ
ムッスコと一緒にD-TRAXやってみた感想
問題カード以外を1セットずつ、さらにストレートとカーブを1セットずつ追加してムッスコと一緒にプレイしてみたので、率直な感想を述べます(良かったのは前提として)
D-TRAX良かったとこ:5歳児でも大人でも楽しめる難易度
前述しましたが、問題カードの難易度が割とちょうどいい
大人でもちょっと頭を悩ませないとゴールできないような難易度でも、ムッスコが意外なひらめきを見せたりなど、子供の成長が感じられつつ大人も面白いってのはとても重要だし評価すべきところだと思った
D-TRAX良かったとこ:拡張性が高くその気になれば大作も余裕
問題カードは買い足したら全50問、早々に足りなくなるなんてことはないと思うけど、正直設定されたものだけをプレイするゲームは息が短い
D-TRAXは問題カードを全クリしたとしても、そこから自分で自由にコースを設計する楽しみや、クッソでかいストラクチャーを形成する方向の楽しみ、問題を作って挑戦する・させるといった拡張性や自由度に長けているので、かなり長期的に遊べるんじゃないかと期待しています
D-TRAX良かったとこ:コスパがよく入手も簡単
DAISOで100円で売られている、っていうのはそれ自体が大きなメリット
まずはとにかく安いこと、前述した各セットが100円で追加購入できるので、「ストレートだけもう少し欲しい」とか「落下セット大量購入で超落下コースを作る」みたいなことも簡単にできる
しかもDAISOはマジでいたるところに存在するので、かなり気軽に買い足せるってのがいいね!
D-TRAXいまいちなとこ:最初に買うべきパーツの量が不明
問題カードの中身を先に見たりできないので、何をどれくらい買えばいいのかという指標が無いのは、あまりユーザーフレンドリーじゃないなっていう
とりあえず全部1個ずつ買えばいいや、みたいな俺のような人間なら、買った後でまた買い足したらいいやって感じなんですけど、過不足なくそろえたいタイプの性質の人はちょっとしんどいかもしれんね
まぁそういう人はD-TRAXみたいな小ロット買い足しタイプじゃなく、それこそCUBOROとかの「1セット買えば全部そろってる」っていうほうが合ってるかもしれんね
D-TRAXいまいちなとこ:一部のパーツが積み重ねにくい
一部の、というか交差パーツなんですけどね
製造上の公差のせいではめ込みがクッソ甘かったり、そもそも構造からして上に物を載せるのに向いていなかったりと、こいつだけ土台にするのに不向きすぎる
まぁだったらほかのパーツを使えばいいだけなんで、強いて言えばっていうところです
D-TRAXいまいちなとこ:ボードの接続が弱い
ボード同士の接続に使う凹凸部がかなり小さく、はめ込みもそこまでしっかりしてないので、ちょっとやわらかめの床(カーペットとか)だと特になんですが、思ってるよりも外れやすいです
2枚のボードがしっかりとくっついてないと、ボードをまたいで転がすようなコースの場合、浮いているせいでビー玉が引っかかってしまったりします
テーブルの上でやってたらたぶん大丈夫なので、ボードを設置する場所は考えましょう
ダイソーD-TRAXおまとめさん
長々と書きましたが、総合するとD-TRAXは「大人も子供も楽しめるうえにコスパもいい結構強めの知育玩具」と言って差しさわりないような逸品なので、知育玩具難民になりかけているパッパマッマたちは一度試してみてはいかがでしょうか!安いし!失敗しても知れてるやん!
ちなみに対象年齢は6歳からなので、ビー玉やサイコロの誤飲が心配だな…っていうような人はお子様の感じを見計らって与えてあげましょうね!大丈夫、多少の遅い早いは全然取り返せるもんです
そんな感じ!以上!ほなまた!
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