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HMP2ブログ

hmp2という名前でアクセサリー作ったり、思ったことをオブラートに包んでから破いて書いたり、iphoneアプリをエンジョイしたりしてます。  著者連作先:byousatsu-pn2@hotmail.co.jp

【DIY】ほぼ100均で揃う!簡単なシルクスクリーンプリントの方法教える【自作オリジナルTシャツ】

http://www.flickr.com/photos/69546961@N00/7906065488

photo by tind

こんにちは、パンツです

 

 

今日はね、シルクスクリーンプリントの方法を教えちゃうぞっ!

・・・あ、まず「何だそりゃ?」って人もいますよね! 失礼した

 

※そういうことじゃなくて業者に頼みたいの!って人はこちらからどうぞ▼

 

長いのでもくじだ!(もくじ自体が長いという意見は黙殺します)

 

シルクスクリーンプリント・シルクスクリーン印刷とは

スクリーンプリントってのが孔版画の技法のひとつで、穴の空いた素材にインクを乗せることで穴の部分からのみインクが通過して描画できるって方法だ! いや、めっちゃわかりにくいな!

雑な図だけど

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印刷するとこ(Tシャツとか)にスクリーンをかけて

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そこにインクを落とすと

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繊維の穴を通ってインクが付着する、っていう

・・・わかったかな!? もう分かったものとして進めていくよ!

 

でまぁ、印刷用のスクリーンに絹が使われてたからシルクスクリーンっていうんだけど、今はナイロンやポリエステルなんかの化学繊維があってそっちのが丈夫なので、シルクスクリーンって名前だけどシルクは使いません! 仕方ないね

 

このスクリーンプリントを使って、Tシャツとかバッグとかの布地に印刷するよ!

というところで出てきがちな質問に先に答えておく。貴様らの心はお見通しよ!

 

Q.難しくないの?

めっちゃ簡単だよ! まぁ仕上がりの良し悪しは慣れやスキルがもちろん関係してくるけど、まぁ自分で使う分には多少のミスも味になるんじゃない? 完璧にやりたいなら業者に頼んで!(本末転倒)

 

Q.お金かかるんじゃないの?

結構ビビるぐらい安価でできます(マジで)

ただ、道具の質も仕上がりに影響するとは思うので、そこはそれぞれの希望に応じて、ッて感じかな。でもまぁ、まずはやってみないと! って人は初期投資安いほうがいいよね?

 

Q.面倒くさい

お前はなんでこれを読みに来たんだよ!? 一生ダサイ英語プリントのTシャツでも着てろよ!(激昂)

 

 

こんなもんだなぁ!? ではいよいよ本題に入りますね

 

1. 必要な道具の準備

まずは材料の準備をします

スクリーンづくりに必要なもの

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①テトロンスクリーン

メッシュ生地。画材屋さんとかでも買えるし、ググったら通販サイトもたくさんある

穴の大きさによって印刷の細かさが変わるんだけど、あんまり細かいの使うと目詰まりのリスクが高いので、最初は80メッシュ~100メッシュぐらいがいいと思う(数字が大きいほど目が細かい)

だいたい1m単位で売ってて、600円~1000円/mぐらいの価格。メッシュが細かいほうが高い

 

②木枠

っていうか100均のコルクボードとかそんなので大丈夫! いいやつになるとアルミ枠とかもあるけど、引くぐらい高いから最初はそんなんいらんいらーん

 

③カッティングシート

冷蔵庫とかのDIYによく使う、ホームセンターとかで売ってる粘着剤がついたシート

大体1m500円~1000円ぐらい

何色使ってもいいんだけど、黒とかの濃い色は汚れが見つけにくいからやめといたほうがいいかもねっ

 

印刷に必要なもの

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①パレット(適当な入れ物)

インクを混ぜるのに使う。混ぜれりゃなんでもいいので、俺は余ってたタッパー使ってます

 

②スクイージー

ちゃんとしたラバーとかシリコンのスクイージーのほうが絶対いい

でも、ほら、高いじゃん?(1000円もしないと思うけど)

なので、セリアで売ってたお菓子用のスケッパー(クッキー生地とか切るやつな)使ってるんですけど、めっちゃ使いやすくて正直びっくり。あとは三角定規とかでもいけるで

 

③スプーン

後述のメディウム取ったり混ぜたりするために。コンビニとかでくれるスプーンで充分

 

④アクリル絵の具

普通の絵の具じゃなくて耐水性のあるアクリル絵の具な! 水性絵の具なんかでやったら洗濯で一撃死しますぞ

「アクリル絵の具」と「アクリルガッシュ」ってのがあるんだけど、アクリルガッシュをおすすめします。こっちのほうが透明性が低く、濃い目の生地でも発色しやすいので

ちなみにダイソーでめっちゃ売ってます

 

⑤シルクスクリーンメディウム

シルクスクリーン用の「のり」なんだけど、あのーアクリル絵の具ってめっちゃすぐ乾くのね。その乾燥時間の延長と、インクを伸ばしやすくする効果が(たぶん)ある

「Tシャツに印刷するんだから乾いたほうがいいんじゃないの?」って思った? まぁ印刷した「後」に乾くのであればいいんだけど、問題は印刷する「前」に乾いて使い物にならなくなったりとか、スクリーンに残ったインクが乾いて目詰りしちゃったりというリスクがあるので、メディウムは必須です

 

画材屋にもあると思うけど、俺は通販で買った。1500円ぐらいするけど、量も多いからかなり長持ちするよ

 

2. 印刷用の版づくり

道具の準備ができたら、まずは版をつくっていきます! この版を好きな絵や文字でデザインして、布地に印刷するので、気合入れて作っていこうぜ!(しばらく写真なくてすまんね)

 

①コルクボードの中身を抜く

木枠として使うためのコルクボード、中のコルク部分は全くいらんので外します

100均のやつだとたぶんダンボールにコルクシート貼っただけのものが挟まってるので手で簡単に外せるし、コルク部分を別で使うとか無ければハサミとかで切り込みいれて外してもいいんじゃないかな

 

②メッシュ生地を木枠に貼り付ける

コルクを抜いた木枠に、テトロンメッシュを貼り付けるんだけど、ここで滅茶苦茶重要なのが「メッシュがたるまないように貼る」ってことな! これ出来てないとウンコクオリティになる、っていうか多分ろくに印刷できねーから頑張って

 

メッシュを木枠にホチキス(あればタッカー)で留めるんだけど、コツとしては最初にどこかの角を留めて、その対角線上の角を引っ張りながらホチキス留めする

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こんな感じ

2箇所留まったら残りの角もそれぞれ引っ張りながら留めて、それぞれの辺の部分も随時引っ張りながら、たるみの無いようにバチバチ留めていく感じだ

 

③カッティングシートの裏側にデザインを描く

木枠よりちょっと大きめのサイズにカッティングシートを切り取って、裏側(剥離紙面)に印刷したいデザインを描いていく

注意するのは、木枠の大きさを超えないサイズで描くことと、あまり細かいデザインにしないことな! カッティングに自信があればやってみてもいいけど、書いたデザインを切り抜かないといけないから、難しすぎる奴は自分の首を締めるぞ! せめて最初は簡単なのにしとけーー

 

④カッティングシートの切り抜き

ハサミでもカッターでもデザインナイフでも何でもいいから、描いたデザインを切り抜く

ここでの注意は、「切り抜いたところに色がつく」ってのを忘れないことな! 描いた線を切り抜けば輪郭のデザインになるし、逆に線の内側だけを切り抜くと中身だけ色がついたデザインになるぞ

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⑤メッシュを貼った木枠にカッティングシートを貼り付ける

デザインの切り抜きができたら、カッティングシートの剥離紙をはがして木枠のメッシュ部分に貼り付ける。貼り付けるのはホチキス留めした表面な! 間違えないように

 

貼り付けるとこんな感じ(めっちゃ使ってる枠で汚いけど)

▼表面

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▼裏面

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これもしっかり貼り付けとかないと後で剥がれてきたりするから注意することな!

 

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3. 印刷してみる

版が出来上がったら、早速プリントしてみよう!

 

①インクの準備

まずは印刷用のインクの準備をします。今回は藍色をチョイス

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これにメディウムを混ぜる

だいたいアクリルガッシュとメディウムは1:1ぐらいで大丈夫

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メディウムの白いのが残らないくらいまでしっかりまぜまぜします

あとインクの量なんだけど、途中で足りなくなるとマジで悲劇なので、大体の分量が感覚でわかるまでは勉強代だと思って多めに作ろうな! おじさんとの約束だ!

 

②中敷きを入れる

必須じゃないけど、薄めの生地だとインクが染みこんで裏写りしたりしてしまうので(実体験)、生地の裏側に何か敷いておきます

なんでもいいんだけど、こういうクリアファイルとかが安価で浸透もしなくて便利

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これを中に入れておく

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③印刷位置の確認

つぎは印刷位置の確認をしながら、版をセットします

メディウム混ぜてるとそうそう乾くことはないけど、まぁ気持ち素早くやる

今回は依頼があったロンパース作るけど、まぁTシャツでも一緒だ

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カッティングシートの切り方雑かよ!? みんなはちゃんと枠に合わせて切ったほうがいいよ! 位置がめっちゃ解りづらいから(自戒不可避)

 

④印刷する

そんな感じで苦慮しながら位置を決めたらデザインのちょい上のところにインクをマウント。これもちょっと多いかな?ぐらいやってたほうが安心

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このデザインのように縦に大きいものは、中間部分やサイド部分なんかにもインクを乗せておいたほうがやりやすいかも

で、スクイージー(俺はスケッパーだけど)を装備して・・・

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一気にスライド!

たぶん1回じゃ全面に行き渡らないので、そこは抜けが出たところを手直ししながら、大体3~4往復ぐらいさせよう

ここでのポイントは、スクイージーの角度と滑らせるスピード

  • 角度・・・鋭角(版と平行に近くする)ほどにインクが版下に落ちる量が増える
  • スピード・・・遅いほどインクが版下に落ちる量が増える

って感じ!

インクの量が多すぎるとにじみや裏写りが起きたり、乾くのに時間かかりすぎたりするので注意な!

でも最初はわかんねーだろうから、何回かやってみて感覚をつかむといいよ! 大丈夫、だいたい何とかなるから

 

で、印刷したてがこちら

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かすれも無く上手く行ったな! 予備のロンパースなんて無いから(震え声)

 

⑤乾燥させる

で、印刷はできたんだけど、今はまだインクが布の上にのってるだけの状態なので触ると手に付くし、とてもこのままじゃ着れませぬ

なので、しばらく放置して乾燥させます。季節や気温にもよるだろうけど、長くてもだいたい2~3時間ぐらいあれば乾くはず

その待ち時間に必ずやらないといけないことがあるんだよ!

 

⑥版を洗う

1回使いきり、次やるときはまたイチから作るから! っていう根性の使いみちを間違ってる坊やは知らんけど、基本的には1度作った版はまた使いたいよなぁ!?

が、最初にも言ったとおりアクリル絵の具は耐水性なので、版に付いたまま乾くと穴が埋まって二度と使えなくなります(たぶん)

連続して何枚も刷るときはいちいち洗わなくてもいいけど、一旦刷り終わったらほらすぐ洗え! 洗うのじゃ!

 

▼インクがついた状態。ほっとくとヤバイぜ

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▼水洗いでOK、ただし水圧が強すぎるとカッティングシート剥がれるからそこは慎重にな

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▼いらないハブラシとかがあるとなお良し!(でも無くても指でこする程度でもいけしヘーキヘーキ)

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あと版だけじゃなくてスクイージーとかパレットとか、とにかくインクが付いたものは全部洗っておきましょうねー

 

4. アイロンで熱処理

乾燥が終わったら、最後にインクがより定着するようにアイロンで熱処理をしておきます

直接アイロンあてるのは流石によろしくないので、クッキングシートでも敷いておきましょ

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(シート汚いな)

 

で、アイロンは中温のドライで

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(これ高温になってるんじゃ・・・?)

 

5. 完成

ついに! この時が!!

デデーーン!!

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完成でーーーす!

 

いやまぁ、見た目は乾燥前と一緒なんだけどね、ほら、気持ちの問題とかあるやん?

 

まとめ

どう? やってみたくなった? まぁお金もたぶん初期投資で5000円も要らないから、金はないけど時間はある、っていう貧乏暇人にピッタリな趣味だな! 皆そんな感じでしょ?(偏見)

 

まぁただ、これ最初は絶対何回か失敗すると思うんで、そういうの含めてDIYを楽しめる人向きだと思います

 

「あんまり失敗したくはないけど、オリジナルのTシャツは自作してみたい!」

とか

「自作は興味あるけど時間がないわ! まぁ金はあるけどなぁ!?」 

とかいうワガママブルジョワジーには、こんなものもあるよ

 

Tシャツくん Jr [HTRC 2.1]

Tシャツくん Jr [HTRC 2.1]

 

 Tシャツくんはカッティングシートじゃなくて紫外線露光による版作りなので、カッティングシート切る手間もなく、比較的細かいデザインにも対応できるし、スクリーンも最初から貼られたものがあるので便利・・・その分、お値段も張ります(激うまギャグ)(事故)

 

インクもある。これは俺も欲しい

 

あと、こういうんじゃなくてイベントとかで使うTシャツが大量に作りたいんだけど・・・ってときは、やっぱりプリント業者にお願いしましょう!▼▼

 

自分でやるのは小回り効くけど、短納期で大量に作るのは正直不可能だからね!

 

まぁそんな感じで! みんなも変なTシャツ作ったりしてね!

ほなまた

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<広告>▼こんな感じのは作りやすいかも▼